校友の皆さまへ
京都コンピュータ学院の校友の皆さま,お元気でお過ごしでしょうか。
2013年,京都コンピュータ学院は創立50周年を迎え,京都情報大学院大学は創立10周年を迎えました。これもひとえに校友の皆さまの活躍と支援の賜物と深く感謝しています。
日本のコンピュータ黎明期から既に50年が経過し,この間,京都コンピュータ学院が社会に送り出した校友は約4万人,これらの校友の方々が日本の情報化社会を支え,発展させてきたのだと思うと非常に感慨深いものがあります。
私は2013年の春で,京都コンピュータ学院に勤務して25年になります。25年前に担当した科目が,メインフレーム(IBM4341/TSS)でのFORTRANプログラミングとスタンドアロンPC(東芝PASOPIA16)でのBASICプログラミングだったと記憶しています。その後,情報処理技術はワークステーションやPCへのダウンサイジング,集中処理から分散処理,LANからインターネット,タブレットPCやスマートフォン,そしてクラウドコンピューティングへと新しい技術が登場し,これらの情報処理技術の教育に携わってきました。この間,多くの校友と出会い,多くの失敗や新しい発見など,いろいろな経験をしました。京都コンピュータ学院は,私が携わってきた2倍もの期間を情報処理技術者の育成に尽力してきたのですから,改めて凄いことだと思います。日本のコンピュータおよび情報化社会の発展とともに歩んできたと言っても過言ではないと思います。
校友の皆さま,2013年6月に開催される創立50周年記念式典ならびに祝賀会にはぜひとも参加してください。校友の皆さまが学生時代を過ごした京都で,50歳になった京都コンピュータ学院,10歳になった京都情報大学院大学と校友の皆さまとで一緒にお祝いしましょう。そして,次の50年へと向かって行く京都コンピュータ学院を応援してください。
京都コンピュータ学院洛北校 校長 木村章弘 |